[今夜の視点]シカゴ大豆=需給報告前に利食い売りも

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。午後から強含みとなっている。1月限は直近は
1365セント台で推移。今夜もさらに戻すかどうかが注目されるが、9日に米農務省
(USDA)の月例需給報告を控えていることで、これまでの上伸に対する利食い売り
も出やすくすなる思われ、前日の高値を更新できないと軟化する可能性もあるだろう。
 またデイリーの大口輸出成約の有無にも注目したい。

 前日のシカゴ大豆は続伸。ブラジル産地の一部での過剰な降雨や、週間輸出検証高が
208万トン台と200万トン台を超えて高水準だったうえ、デイリーで中国向けの大
口輸出成約が発表されたことなど支援された。戻り高値更新でテクニカル面からの買い
も入り上げ幅が大きくなった。

 1月限は1369.75セントまで上昇した後、引けは1364.005セントだっ
た。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 生産者物価指数 2023年9月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 鉱工業生産指数 2023年9月(経済技術省)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 貿易収支 2023年9月(商務省)
【経済】 11/8 05:00 消費者信用残高 2023年9月(FRB)
【工業】 11/8 06:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 貿易収支 2023年9月(カナダ統計局)

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