NYプラチナ市況=大幅続落、金・銀安やテクニカル要因の悪化から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (24/ 1)   913.2      915.4       896.6       898.0    - 19.6
         (24/ 4)   921.3      922.0       904.0       904.9    - 19.7
 パラジウム  (23/12)  1111.50    1115.00     1057.00     1062.80   - 51.50
         (24/ 3)  1106.50    1107.00     1064.50     1068.80   - 52.30
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          24,236         25,933        73,524       (+  1,342)
 パラジウム          6,910          5,177        24,221       (+    722)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          34,152.60  +  56.74
      6日  149.99/01   1.0719/21   ・ナスダック         13,639.86  + 121.08
      7日  150.45/47   1.0695/97   ・10年米国債利回り      4.57  -   0.09
・NY原油  (23/12)  77.37 - 3.45   ・SPDR保有金残高    867.57  +   4.33
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は大幅続落。前日比は、プラチナが19.7〜18.7
ドル安、中心限月の1月限が19.6ドル安、パラジウムが52.80〜51.50ド
ル安、中心限月の12月限は51.50ドル安。
 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、金、銀が調整ムードが強まっていることに
つられ、2ケタ安となり、900ドル割れを試した。日中取引では、テクニカル要因の
悪化から一段安となり、900ドル割れで引けた。
 パラジウム12月限は大幅続落。時間外取引から20ドルを超える下落となり、日中
取引は下げ足を速め、一代安値を更新し、下値を模索の動きとなった。
今日の材料
・7日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は小反落、1.14ポイント安の3057.27ポイント。
・欧州株はまちまち。英・仏株がエネルギー株の下落で売り優勢。独DAXはハイテク
 株や不動産銘柄が買われ、小じっかり。
・ローガン・ダラス連銀総裁、「インフレは2%ではなく、3%を目指す傾向にあるよ
 うだ」と発言。
・ボウマンFRB理事、「9月からの米国債利回り急上昇が金融環境を引き締めている」
 と発言。
・カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は「経済活動と労働市場は引き続き堅調」と指
 摘。
・ドルは上昇。ドル円は1ドル=150.70円近くまで上昇。ユーロドルは1ユーロ=
 1.0661ドルまで下落し、今月3日以来の安値をつけた。
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