−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 469.00 480.50 468.50 476.00 + 7.50 2024/03 484.00 494.50 483.75 490.00 + 6.50 2024/05 493.75 503.25 493.25 499.25 + 6.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 263,380 439,842 1,436,125 (+ 8,955) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(11月14日−11月18日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは総じて反発。終値の前営業日比は出来高の薄い先限が変わらずだが、それ以 外は0.75セント〜7.50セント高。中心限月の12月限は7.50セント高の4 76セント。 USDAの月例需給報告を控えて玉整理基調が強まるなか、ブラジルの天候不良に対 する警戒感や、小麦、大豆高を受けて買い優勢となった。メキシコ向けの大口成約が発 表されたことも買いを支援する要因となった。 469セントで取引を開始した後、アジアの時間帯は狭いレンジ内で高下。欧州の時間 帯に地合いを引き締め、シカゴの時間帯には480.50セントまで値を伸ばした。高 値を離れた後に値を落としたが終盤に買い戻されて470セント台半ばの水準を回復し て終了。 USDAはメキシコ向けで23/24年度積み27万トンのコーンの大口成約を発表 した。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 今週前半は降雨はなかったが、今後数日内にまとまった雨量を伴う降雨が発生し、こ れに伴い洪水または冠水が発生する見込み。これは小麦の収穫や大豆及びコーンの作付 けの妨げとなることが見込まれる。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 前週の降雨は慈雨となったが、今週は時折雨が降る程度であり、雨量も平年以下に留 まる見通しとなっているため、大豆の作付遅れや再作付のリスクが高まっている。ま た、土壌水分乾燥に伴う作付け遅れがサフリーニャコーン生育に影響する点に注意が必 要となっている。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 8日も引き続き散発的な降雨となり、9日に一時的に降雨が止んでも10日から12 日にかけて再び雨になることが予想される。来週は雨がちな天気が続く可能性が更に高 い。ただ、この雨は多くの地域にとって慈雨になるだろう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今週は9日、11日は降雨は発生しないが、10日と12日に散発的な降雨になるだ ろう。気温は11日までは平年並だが、12日には平年以下となるもよう。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 米プレーンズでは小麦が生育するのに適度な土壌水分を保っているが、今週後半に 散発的な降雨が見込まれるため、さらに状況は改善する見込み。 シカゴ小麦は大幅上昇。ロシアの輸出量が2か月連続で前年を下回ったうえ、中国の 需要増加が見込まれること、そしてブラジル野生育不安が買いを支援するなか、大きく 上昇し、中心限月の12月限は前日比22セント高の592.25セントで終了した。 今日の材料 ・ブラジル南部では雨がちな天気が続き洪水または冠水が警戒される。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地ではまばらの雨となり乾燥懸念が残る。 ・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では生育に適した天気が続く。 MINKABU PRESS
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