−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 1) 890.4 908.1 886.5 902.0 + 9.2 (24/ 4) 898.5 914.0 894.2 908.3 + 9.0 パラジウム (23/12) 1019.50 1054.00 1005.50 1040.30 + 13.70 (24/ 3) 1029.50 1059.00 1011.00 1044.70 + 13.70 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 26,053 33,304 85,870 (- 3,335) パラジウム 5,245 8,448 27,381 (+ 178) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 34,991.21 + 163.51 14日 150.23/25 1.0882/84 ・ナスダック 14,103.84 + 9.46 15日 151.40/42 1.0843/45 ・10年米国債利回り 4.55 + 0.11 ・NY原油 (23/12) 76.66 - 1.60 ・SPDR保有金残高 870.45 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比は、プラチナが8.3〜9.3ドル高、 中心限月の1月限が9.2ドル高、パラジウムが13.00〜13.70ドル高、中心 限月の12月限は13.70ドル高。 プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、戻りを売られたが、ドル安を受けて押し目 を買われた。欧州時間に入ると、金堅調につれ高となった。日中取引では、買い戻され て上値を伸ばしたが、ドル高を受けて上げ一服となった。 パラジウム12月限は米経済指標がまちまちの内容となるなか、ドル高に上値を抑え られたが、株高を受けて押し目を買われた。 プラチナ1月限は時間外取引を886.5〜898.2ドルのレンジで推移し、前日 比4.0ドル高の896.8ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、戻りを売られた が、ドル安を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、金堅調につれ高となった。 日中取引は、米経済指標がまちまちの内容となるなか、買い戻されて上値を伸ばし、 908.1ドルまで上昇した。その後は、ドル高を受けて上げ一服となったが、株高を 受けて898.9ドルで押し目を買われた。 米経済指標がまちまちの内容となるなか、ドル高に上値を抑えられたが、株高が下支 えになった。10月の米小売売上高は前月比0.1%減少した。ただ市場予想(0.3 %減)ほどは落ち込まなかった。また米生産者物価指数(PPI)は前年同月比1.3 %上昇した。伸びは前月の2.2%から縮小し、予想の1.9%も下回った。一方、 11月のニューヨーク連銀製造業景況指数はプラス9.1に上昇、前月はマイナス 4.6。市場予想のマイナス3から予想外に回復した。 パラジウム12月限は、時間外取引を1018.50〜1045.00ドルのレンジ で推移し、前日比12.90ドル高の1039.50ドルとなった。12月限は安寄り したのち、ドル安を受けて買い戻された。欧州時間に入ると、他の貴金属の堅調につれ 高となった。 日中取引は、米経済指標がまちまちの内容となるなか、ドル高に上値を抑えられ、 1005.50ドルまで下落した。ただ株高を受けて押し目を買われると、序盤の高値 を突破し、1054.00ドルまで上昇した。 14日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比6126オンス減の22万 5442オンス、パラジウムは変わらずの4万3271オンス。 今日の材料 ・10月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比4.6%と、9月の6.7%か ら鈍化し、予想を下回った。 ・9月のユーロ圏鉱工業生産指数は前月比1.1%、前年比6.9%それぞれ低下し た。消費財の生産が大幅に減少し前月の上昇分が帳消しとなった。 ・9月のユーロ圏の貿易収支は100億ユーロの黒字となった。前年同月はエネルギー 価格の大幅上昇により366億ユーロの赤字だった。 ・欧州連合(EU)欧州委員会は、ユーロ圏の今年の経済成長予測を下方修正した。た だテクニカルリセッションは回避し、来年には景気が拡大するとしている。今年の経済 成長予測は0.6%。9月時点の予測は0.8%だった。高インフレ、金利上昇、外需 低迷が予想以上に重しになるという。 ・欧州連合(EU)欧州委員会は公表した秋季経済予測で、ドイツの今年の成長率をマ イナス0.3%とした。 ・10月の米小売売上高は前月比0.1%減少した。自動車や趣味などへの支出が減少 する中、7カ月ぶりのマイナスとなった。市場予想(0.3%減)ほどは落ち込まなか ったものの、需要鈍化を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測を 強める可能性がある。 ・10月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比1.3%上昇した。伸びは前月の 2.2%から縮小し、予想の1.9%も下回った。前月比ではガソリン価格が急落する 中、3年半ぶりの大幅な下落となり、インフレ圧力が沈静化しつつあることが改めて示 された。 ・11月のニューヨーク連銀製造業景況指数はプラス9.1に上昇、前月はマイナス 4.6。予想中央値はマイナス3。 ・9月の米企業在庫は前月から0.4%増加し、市場予想に一致した。8月も0.4% 増だった。 ・イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの交渉を仲介 するカタールは、3日間の停戦と引き換えにハマスが拘束する人質約50人を解放する 案を模索している。 MINKABU PRESS
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