10月小売売上高は前月比0.1%減と低調な数値になった。しかし、市場予想は 0.3%減であり、予想されていた程には悪くないとの評価が、米金利上昇・ドル高を 促したことはネガティブ。消費環境の急減速がなければ、少なくとも短期的なリセッシ ョン入りのリスクは限定される。一方で、10月卸売物価指数は総合で1.3%上昇 (前月は2.2%上昇)、コアで2.4%上昇(同2.7%上昇)と、明確なディスイ ンフレ傾向を確認している。ガソリン安の影響が大きいが、コアも着実に低下してお り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測は維持されている。実際に株価 は底固く推移し、このために金相場は上値を圧迫されつつも、大きく値を崩すことはな かった。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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