[今夜の視点]金・銀=米経済指標や金融政策の見通しを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ドル高を受けて売り優勢と
なった。アジア市場では、朝方の1960.71ドルから、ドル高を受けて軟調とな
り、1956ドル台まで下落した。午後に入ると、買い戻されて堅調となり、1963
ドル台まで上昇した。
 米経済指標がまちまちとなるなか、ドル高に振れたが、米連邦準備理事会(FRB)
の利上げ停止見通しに変わりはなかった。また米中首脳会談後にバイデン米大統領は、
習氏が事実上の「独裁者」という見方は変わっていないと述べた。今夜は米新規失業保
険申請件数や11月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、10月の米鉱工業生産・
設備稼働率などの発表がある。金融政策の見通しを引き続き確認したい。

<今夜の予定>
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米輸出入物価指数 2023年10月(労働省)
・米製造業景況指数 2023年11月(フィラデルフィア連銀)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2023年10月(FRB)
・対米証券投資 2023年9月(財務省)
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