JPXゴムRSS3号は、やや買いが優勢となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間安 や円高を嫌気して、売りが先行する展開となった。だが、売り一巡後は、買いがやや優 勢となっている。 今日のJPXゴムRSS3号は、買いがやや優勢となりそうだ。活発限月の5月限 は、22日の取引で節目の261.9円まで下落したが、260円割れが回避されたこ とで、地合いを引き締めている。今日の取引では、270円台を回復しており、11月 17日に付けた一代の高値277.2円が視野に入ってきた。 チャート的には、10月30日に254.8円まで軟化して以降、徐々に下値を切り 上げている。一代の高値を更新する可能性もありそうだ。ただ、ファンダメンタルズか らは、在庫は減少しているが、上値を積極的に試すほどでもない。上値が重くなってく ると、買い方は早いタイミングで手仕舞いに動くとみられる。 上海ゴムの中心限月の1月限は、23日の取引で一時1万3810元まで軟化した。 ただ、同水準では、下げ渋りをみせた。その後、1万4000元回復を試しているが、 同水準をしっかりと回復出来ずにいる。終値ベースで1万4000元に乗せられいない ようなら、再度、下攻めの可能性もありそうだ。 午前9時55分時点の円相場は1ドル=148.12円付近で推移している。 午前9時55分時点のゴムRSS3号活発限月の5月限は同0.4円高の270.5 円。今日の日中、予想される3月限のレンジは266.0〜272.0円前後。 今後一週間先までのRSS3号5月限の予想レンジは250.0〜280.0円。 テクニカルからの下値支持線は261.9円(11月22日の安値)、上値抵 抗線は277.2円(一代の高値)。 MINKABU PRESS
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