日中取引開始後、原油の2024年4月限は売り買い交錯。石油輸出国機構(OPE C)プラスの閣僚会合を控えた思惑のなかで、方向感が定まらない。 主要産油国の減産をめぐってたびたび話題となるベースラインを巡り、今回も会合前 の事前調整が難航している。産油国はベースラインから割り当てられた減産枠を達成す る必要があるが、減産枠と実際の生産量が一致することは稀であり、産油国にとっては できる限り生産量を維持するため、ベースラインをなるべく高い水準に設定することが 重要となる。 生産枠と実際の生産量のギャップはOPECの積年の課題であり、今回もサウジアラ ビアが苦慮しているようだ。生産枠を引き下げるだけでは、実際の生産量が減らないた めである。相場に影響を及ぼすには実際の生産量を修正しなければならないが、足元で はうまくいっていない。今週の産油国会合は波乱含みか。 原油4月限の予想レンジは7万2200円から7万3200円、ガソリン先限は7万 8500円から7万9500円、灯油先限は7万7500円から7万8500円。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。