●論点解説穀物、12月限から3月限へ移行=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 週明け後のトウモロコシ相場は売り優勢の展開になったが、特に目立った売買材料は
見当たらない。12月限の受け渡し申告日が始まったことで、ファンドの持高調整が活
発化した模様だ。12月限から3月限に、ポジションをロールオーバーする動きが優勢
になっている。
 米商品先物取引委員会(CFTC)からは11月21日時点の建玉報告が行われてい
るが、ファンドは買いが前週比2199枚増、売りが1万7005枚増となっている。
2週連続で買いポジションが増加、4週連続で売りポジションが増加となっている。押
し目買いと戻り売りが交錯しているが、戻り売り優勢の地合にあることが確認できる。
ファンドは12万4006枚の売り越しになっているが、内部要因の目線で安値修正を
進めるような動きは確認できていない。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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