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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (24/ 1) 933.2 943.1 923.2 936.1 + 0.2
(24/ 4) 943.7 950.0 930.5 943.6 + 0.7
パラジウム (24/ 3) 1016.50 1030.00 996.00 1010.40 - 10.00
(24/ 6) 1005.00 1017.50 1005.00 1017.60 - 10.00
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 25,999 27,730 71,111 (+ 427)
パラジウム 3,617 3,427 19,809 (- 35)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 36,245.50 + 294.61
30日 148.25/27 1.0884/86 ・ナスダック 14,305.03 + 78.81
1日 146.86/88 1.0880/82 ・10年米国債利回り 4.21 - 0.15
・NY原油 (24/01) 74.07 - 1.89 ・SPDR保有金残高 876.51 - 2.02
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは小反発。パラジウムは続落。前日比は、
プラチナが0.2〜0.8ドル高、中心限月の1月限が0.2ドル高、パラジウムが
10.20〜9.10ドル安、中心限月の3月限は10.00ドル安。
プラチナ1月限は小反発。ドル安や主要な米株価指数の上昇が下支えとなった一方、
来年の世界経済の不透明感が上値を抑えた。11月の米ISM製造業景気指数は
46.7と、景気判断の分岐点を13ヶ月連続で下回った。パウエル米連邦準備制度理
事会(FRB)議長は追加利上げの可能性を繰り返し指摘しているほか、利上げ打ち止
めも示唆しておらず、高水準の政策金利の据え置きが続くことによる景気悪化が警戒さ
れている。
一方、シカゴ連銀のグールズビー総裁が、インフレ率は我々が望んでいるようにまさ
に減速していると述べるなど、物価上昇率の正常化に自信を示したことはドル安要因。
CMEのフェドウォッチによると、来年3月の米利下げ確率は52%まで上昇。
パラジウム3月限は続落。来年の世界的な景気悪化見通しが重し。先月で下落基調は
一服しているが、下値探りが継続している。
今日の材料
・金融政策が十分に制限的かどうか言及するのは時期尚早=パウエルFRB議長
・インフレ低下に必要であれば追加利上げを実施する=同上
・景気見通しの不確実性は非常に拡大している=同上
・FF金利の水準は制限的な水準にしっかりと入っている=同上
・インフレ率の2%への低下をさらに確認する必要がある=同上
・インフレ率は2%への軌道にある=グールズビー・シカゴ連銀総裁
・来年の米経済にとっての最大のリスク要因は中国経済のメルトダウン=同上
MINKABU PRESS
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