【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナは金急伸を受けて地合い を引き締めた。その後は、金の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立 しなかった。 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが22〜10円安、プラチナミニが 60.0円安〜16.5円高、プラチナスポットが56円安、パラジウムが出来ず。 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが7655枚、プラチナミニが538枚、 プラチナスポットが1798枚、パラジウムが0枚。 【NYプラチナは週明けの金急伸も戻り高値を突破できず】 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急伸が支援要因になった。 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて利下げ期待が高まった。ただ 11月の米ISM製造業景気指数は46.7と10月から変わらずとなった。節目とな る50を13カ月連続で下回り、景気減速懸念が出ていることが上値を抑える要因であ る。金が史上最高値を更新したことを受けてニューヨーク・プラチナ1月限は 949.6ドルまで上昇したが、11月28日高値955.5ドルを突破できずに上げ 一服となった。 プラチナ先限は日中取引で4400円まで上昇したのち、上げ一服となり、4348 円まで下落した。金急伸が支援要因になったが、上げ一服となった。円相場は1ドル= 146円台前半まで円高に振れた。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の942.10ドルから、金の上げ 一服に上値を抑えられた。 午前11時現在、プラチナは933.50ドル、パラジウムが1005.61ドルで 推移。前営業日の大引け時点はプラチナが930.79ドル、パラジウムが 1009.19ドル。 MINKABU PRESS
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