[今夜の視点]金・銀=米サービス業と労働市場を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、米国債の利回り上昇や
ドル高を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2030.23ドルから、
押し目を買われて堅調となり、2040ドル台まで上昇した。午後に入ると、戻りを売
られて上げ一服となった。
 米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止見通しに変わりがなく、押し目を買われ
た。今夜は11月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)や10月の米雇用動態
調査(JOLTS)求人件数、11月の米ISM非製造業景況指数の発表がある。サー
ビス業は堅調だが、労働市場の減速が示唆されるとみられている。

<今夜の予定>
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2023年11月確報(Markit)
・ユーロ圏生産者物価指数 2023年10月(EUROSTAT)
・米非製造業景況指数 2023年11月(ISM)
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