−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,307.25 1,315.25 1,294.00 1,305.50 - 0.75 2024/03 1,327.25 1,335.25 1,315.00 1,326.50 0.00 2024/05 1,342.75 1,350.75 1,331.25 1,342.50 + 0.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 269,786 301,381 717,555 (- 14,084) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月11日−12月15日) コーンベルト西部の気温は平年並。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近中は小幅まちまち、期先は反発。終値の前営業日比は0.75セント安〜 3.25セント高。中心限月の1月限は0.75セント安の1305.50セント。 引き続きブラジルで降雨が発生して大豆及びコーンの生育環境が改善していることが 弱材料視された。ただ、期先限月には下落後で玉整理のための買戻しが見られたことで 買い優勢となった。 1月限は1307.25セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで 1307セントを下値支持線とする高もみとなった。米国の時間帯を迎えるとコーンと 小麦の堅調に追随高となり1315.25セントまで浮上したが、ブラジル産地中北部 での降雨予測が弱材料視されて売り込まれ、1294セントの安値まで軟化。ただ、売 り警戒から買い戻されて大きく下げ幅を縮小して終えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 今週も引き続き雨がちな天気が続いているが、今週後半から来週上旬にかけて降雨過 多も改善に向かうだろう。ただし10日は再び降雨となる見込み。現在生育中のコーン および大豆にとって、これらの地域では乾燥した天気が必要となっている。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 一部地域の雨量は限られており、今週も降雨は続くものの局地的な降雨にとどまるも よう。ただ、これまで降雨となったことで好ましい生育環境が続く見込み。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 5日〜6日にかけて降雨が続くだろう。また、週末は再び降雨となり、穀物の生育に 適した状態が続くもよう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今週は週半ばと週末に降雨が見込まれ。大豆、コーンの生育にとって良好な状態が続 く見通し。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 7日まで概ね降雨の発生はないだろう。8日には寒冷前線が到来しこれに伴い散発的 な降雨が発生する見込み。寒冷前線が通過した後も数日間は低めの気温が続くが、多く 温地域では平年に比べると穏やかな気温の低下にとどまるもよう。南西部では土壌水分 が必要となるが、十分な量の雨量が見込まれる。 大豆製品は、大豆油は頭重い足取りとなったが、大豆粕は大豆油とのストラドルに絡 んだ買いが入るなか期近から堅調。期近1月限は9.5ドル安の471.8ドルで終 了。 今日の材料 ・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では雨がちな天気が続く。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では降雨により土壌水分が改善。 ・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。 MINKABU PRESS
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