NYプラチナ市況=続落、プラチナは地合い悪く1月限は一時900ドル割れ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (24/ 1)   923.2      926.5       899.5       906.6    - 18.5
         (24/ 4)   930.9      932.5       907.0       914.1    - 18.5
 パラジウム  (24/ 3)   971.00     987.50      926.50      940.30   - 40.40
         (24/ 6)   959.00     959.00      937.50      947.10   - 41.20
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          29,584         31,375        72,210       (+    741)
 パラジウム          3,632          3,329        20,519       (+    324)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          36,124.56  -  79.88
      5日  147.20/22   1.0797/79   ・ナスダック         14,229.91  +  44.42
      6日  147.28/30   1.0833/35   ・10年米国債利回り      4.17  -   0.11
・NY原油  (24/ 1)   72.32 - 0.72  ・SPDR保有金残高    881.12  +   2.30
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは続落。前日比は、プラチナが
18.7〜18.5ドル安、中心限月の1月限が18.5ドル安、パラジウムが
41.20〜38.10ドル安、中心限月の3月限は40.40ドル安。
 パラジウムは全限月が一代安値を更新。
 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、現物相場の弱さと歩調を合わせ、売り優勢
となり、終盤、17ドル近い下落で推移。日中取引に入っても地合いの悪さを継続。
金、銀の下落、パラジウムの下値模索から一時900ドル割れとなった。下げ幅を縮小
したが、大幅安から抜け出せずに引けた。
 パラジウム3月限は大幅続落。時間外取引から2ケタ安となり、終盤、13ドル超の
下落で推移。日中取引で一段安となり、926.50ドルまで下落し、一代安値を大幅
に更新した。
今日の材料
・5日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は大幅続落、50.62ポイント安の2972.30ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは資源株とヘルスケア株が下落。独DAXはエネルギー株や
 不動産株が上昇。ECBの追加利上げの可能性は低いとの観測が相場を押し上げた。
・10月の米求人件数は873万人。事前予想(942万人)を大きく下回る。
・11月の米ISM非製造業景気指数 結果 52.7 予想 52.4 前回 51.8
・ドルは堅調。ドル円は1ドル=146円台半ばまで下落した後、反転し、147円台前半
 で推移。ユーロドルは1ユーロ=1.0775ドルまで下落し、11月14日以来の安値をつ
 けた。
・イエレン米財務長官は追加的な財政赤字の削減が適切だと述べた。政治メディアの
 パンチボールのインタビューで述べていた。バイデン政権は財政赤字の問題を真剣
 に受け止めており、高金利が続くことで政策当局者への試練は多少大きくなる。
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