7日前引けの日経平均株価は前営業日比545円96銭安の3万2899円94銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億4947万株、売買代金概算は1兆8034億円。値上がり銘柄数は209、対して値下がり銘柄数は1414、変わらずは36銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は朝方から売り優勢で始まり、日経平均株価は先物主導で大幅安。前日に670円あまりの急反発をみせたが、きょうは前場段階でその8割方を吐き出す格好となっている。前日の米国株市場でハイテク株中心に軟調な展開だったことや、足もとで1ドル=146円台後半まで急速に円高方向に振れていることなどが嫌気された。東京市場ではメジャーSQ算出をあすに控え、日経225先物に振り回される展開で思いのほか売り圧力が強い。値下がり銘柄数は全体の85%を占めた。 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体主力株が軟調、川崎汽船<9107>も安い。ファーストリテイリング<9983>、三菱商事<8058>なども下落した。三菱重工業<7011>も値を下げた。楽天銀行<5838>が急落、グッドコムアセット<3475>も下値模索が続いている。半面、東京電力ホールディングス<9501>が高水準の売買代金をこなし大幅高に買われたほか、さくらインターネット<3778>の上値追いも続いている。SOMPOホールディングス<8630>も大きく上値を伸ばした。メニコン<7780>は値上がり率トップに買われた。 出所:MINKABU PRESS
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