−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 71.68 74.26 70.64 72.47 + 1.04 2024/02 72.05 74.61 70.99 72.82 + 1.04 2024/03 72.37 74.83 71.29 73.10 + 1.05 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 435,508 655,144 1,595,998 ( - 8,074) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2024/01 267.28 + 5.20 2024/02 265.09 + 5.38 改質ガソリン 2024/01 215.90 + 2.20 2024/02 216.75 + 1.99 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.04ドル 高。その他の限月は0.05ドル安〜1.05ドル高。 イエメンの武装勢力アンサール・アッラー(フーシ派)が紅海での商船攻撃を続ける なかで、スエズ運河を通過する航行を一時取りやめる動きが広がっていることから、供 給の混乱が意識された。英石油大手BPは紅海の通過を一時停止すると発表している。 アンサール・アッラーはイランが支援する武装組織。紅海は日量900万バレル近い石 油が通過する供給網の要所。 米国が検討している紅海での航行の安全を守るための多国籍部隊について、19日に オンライン会議が行われる予定。この多国籍部隊にサウジアラビアやアラブ首長国連邦 (UAE)が参加するならば、アンサール・アッラーの指導者は両国の油田などへの攻 撃を警告している。イランも多国籍部隊の編成についてけん制している。 ロシアが追加で日量5万バレルの輸出削減を12月に実施することも支援要因。石油 輸出国機構(OPEC)プラスの合意に沿って、来年1−3月期にロシアは日量50万 バレルの輸出削減を予定している。 時間外取引で2月限は70.99ドルまで軟化したものの、通常取引開始にかけては 堅調に推移。通常取引序盤には74.61ドルまで上げた。ただ、その後は上げ幅を削 った。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油高に連動した。 今日の材料 ・仏トタル、ナイジェリアに60億ドルの石油・ガス投資を約束 ・イランのガソリンスタンドの供給システムにサイバー攻撃、イスラエルが関与か ・引き締め過ぎを回避するため来年利下げが必要となる可能性=米サンフランシスコ連 銀総裁 *本文中の限月を1月限から2月限に変更します。 MINKABU PRESS
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