BPが紅海のタンカー運航を全面停止すると発表した。フーシ派の船舶に対する攻撃 が続いている影響だ。これによって中東地区全体における海上輸送に大きな混乱が生じ ることになる。紅海のタンカー運航を取りやめれば、必然的に中東とアフリカを結ぶエ ネルギー供給網が大きなダメージを受けることになる。アフリカの喜望峰沖のルートを 使うと、輸送日数が増え、コストも増大する。また、中東全体で船舶の航行が影響を受 ければ、中東からアジア向けのエネルギー輸送も影響を受ける可能性がある。この状況 で実際にタンカーに対する攻撃などが確認されると、急伸対応を迫られる可能性も浮上 する。イスラエルとハマスの戦闘による原油生産障害は発生しなかったが、フーシ派の 活動を刺激していることで、流通問題としての消化を求められつつある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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