続伸、多国籍部隊が発足も紅海の緊迫感は継続=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=73.94(+1.12 +1.54%)

 ニューヨーク原油は続伸。パレスチナ自治区で軍事行動を継続するイスラエルに対抗する目的で、イランが支援するイエメンの武装勢力アンサール・アッラー(フーシ派)が紅海での商船攻撃を続けており、供給の混乱が引き続き意識されている。米国が提案していた多国籍部隊が発足し、紅海の安全を守る「プロスペリティ・ガーディアン作戦」が始動するものの、供給網が正常化するのか不透明。この海域での多国籍部隊にはイランが強く反発している。

 時間外取引で2月限は72.14ドルまで軟化する場面はあったが、売りは続かず。通常取引開始後は買いが優勢となり、74.44ドルまで上昇した。ただ、前日高値付近では上値が抑えられた。

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