−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,310.50 1,318.75 1,303.00 1,316.75 + 3.50 2024/03 1,317.25 1,322.75 1,309.00 1,320.50 + 1.50 2024/05 1,326.25 1,331.00 1,318.50 1,329.50 + 1.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 162,663 146,651 637,033 (- 15,805) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(1月2日−1月6日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近は小幅続伸。終値の前営業日比は2.50セント安〜3.50セント高。 期近3限月の終値は1.50セント高の1320.50セント。 期近限月はブラジルの乾燥がイールドに与えた影響が警戒されるなか買い優勢で運ば れたが、期中以降は米利下げ着手観測を受けてドルの頭重い足取りが続いているにもか かわらず、新規の大口成約が見られていないことが輸出用需要に対する失望感を強めた ことが上値圧迫要因となり、変わらず〜小幅安で引けた。 3月限は1317.25セントで取引を開始。しばらくもみ合ったが欧州の時間帯に 軟化傾向を強めてシカゴの時間帯序盤には1309セントの安値に達した。ただ、そこ から切り返して上値を探る足取りに転換し、終盤には1322.75セントの高値に到 達。高値を離れながらも小高く引けを迎えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 局地的な降雨は週後半まで続くが、週末から来年1月1日にかけて降雨の範囲が広が る見通しとなっている。着サヤ期を迎えている大豆にとって慈雨となる見込み。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 降雨が続いているが、数週間に渡って乾燥傾向が続いた後だけに、今のところ、この 雨によるネガティブな影響は見られていない。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> ここ最近は散発的な降雨が続いており、土壌水分は潤沢を維持、一部では土壌水分過 剰となっている。27日から28日にかけてまとまった雨量を伴う降雨が発生するだろ う。30〜31日にかけてはよりまとまった雨量を伴う降雨が発生する見込み。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今週半ばに降雨となるほか、1月も雨がちな天気が続くだろう。この雨により一部で 降雨過剰となっているが、ほとんどの地域では大豆、コーンの生育にとって良好な状態 が続くもよう。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 27日には低気圧の通過に伴い雪交じりの雨は止み、週末にかけて降雨は発生しない だろう。元旦まで概ね降雨は発生しない見込みだが、気温は平年を下回るだろう。 大豆製品は、大豆油と大豆粕のストラドルに絡んだ売り買いが見られるなか、前日値 を伸ばした大豆粕は反落に転じ、前日軟調だった大豆油は反発となった。大豆粕の期近 3月限は前日比2.10ドル安の393.80ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部産地では広い範囲で散発的な降雨が発生。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では年末にかけて雨が降り続く見通し。 ・アルゼンチンの南北産地では一部では土壌水分過多も良好な生育環境が続く。 MINKABU PRESS
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