前週は2050ドル水準まで軟化する展開になった。昨年末にかけての利下げ観測の 織り込みは過熱状態との評価が広がり、米金利上昇・ドル高圧力と連動して軟化した。 何か新規売買材料が浮上した訳ではないが、3月利下げや年内6回利下げといった見方 については実現可能性が低いとの評価から、米金利低下・ドル安圧力に修正が入り、つ れて金相場も利食い売り優勢の展開になった。5日発表の12月雇用統計は強めの数値 になったが、金相場の値下がりは一時的だった。 今週は調整売りを消化しつつ、改めて下値を固める展開になろう。米国の早期大幅利 下げの織り込みには依然として過熱感が強いため、今後も高ボラティリティ環境を想定 しておく必要がある。ただし、いずれにしても今年は利上げ終了から利下げに向かう方 向性に変化は見られず、上昇トレンドにおける調整安に留まる見通し。11日の12月 消費者物価指数がイベントリスクになるが、ここでインフレ懸念を高めていくような動 きが見られないのであれば、2050ドル水準では値ごろ感があろう。徐々に下値を固 めていく展開を想定したい。 予想レンジは2020〜2080ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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