アジア株 まちまち、上海株は小反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:14現在
香港ハンセン指数   16216.33(-28.25 -0.17%)
中国上海総合指数  2886.29(+4.31 +0.15%)
台湾加権指数     17546.82(+33.99 +0.19%)
韓国総合株価指数  2525.99(+0.94 +0.04%)
豪ASX200指数    7496.27(-2.02 -0.03%)
インドSENSEX30種  73201.56(+633.11 +0.87%)

 15日のアジア株は、まちまち。上海株は小反発。中国人民銀行は1年物の中期貸出制度(MLF)金利を予想外に据え置いた。上海には重石となったものの、売り一巡後は押し目買いの動きなどから上昇に転じた。台湾株は小反発。週末に行われた台湾総統選挙は親米派の民進党の頼清徳氏が当選した。対中関係での不透明感は根強いものの、イベント通過を受けて、小幅ながら上昇した。
   
 上海総合指数は小反発。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国工商銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が買われる一方で、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、航空機メーカーの中航沈飛、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、不動産投資会社の長江基建集団(チョンコン・インフラストラクチャーHLDS)が買われる一方で、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。

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