石油午前=下落、場中に147円台後半の円高で6月限は800円超の下げ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は総じて下落。序盤から19日の海外原油安、1ドル=148円台前
半の円高から売り優勢となる限月が目立った。週明けのニューヨーク原油時間外取引が
小幅続落で推移するなか、147円台後半の円高に振れたことから、期中5、6月限は
800円超の下げで推移。
 原油の2024年6月限は軟調。6万9160円まで下げ幅を拡大し、押し目底を模
索。5日間移動平均線は6万9050円台まで低下。
 午前11時13分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
950円安〜420円高。
 午前11時13分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が995枚。
【春節を前にした中国株の動きに注意、中国の原油需要の不透明感】
 日経平均株価が大幅高となり、直近の高値を更新する動きだが、中国株の代表的指数
である上海総合指数は小幅安。中国経済の停滞が警戒され、同国の原油需要の不透明感
は原油市況にとって圧迫要因。来月、中華圏は春節を迎えるが、中国株の動向には注意
したい。
【海外原油夜間取引=小幅続落】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.31ドル安の72.94ドルで推移。
本日これまでのレンジは72.90〜73.68ドル。
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