●短期見通し穀物、下値不安が維持される＝マーケットエッジ

　トウモロコシは、需給緩和評価に加えて、ブラジルの降雨が上値を圧迫する。更に南
米産の供給不安後退で、米国産の輸出鈍化も警戒されている。価格低下でも南米産に成
約が集中するリスクがある。売られ過ぎ感から自律反発的な動きも散見されるが、南米
の天候リスク蒸し返し、天候相場の収量、農家の売り渋りが始まるまで、戻り売り優勢
の展開が続く見通し。じり安の展開が維持されよう。
 大豆は、ブラジルの降雨が上値を圧迫している。ブラジルは干ばつに見舞われたが、
最近の降雨で供給不安の緩和が素直に嫌気される天候相場が続いている。南米産の大量
供給見通しを受けて、中国などが米国産から南米産の調達に切り替え始めたリスクも警
戒されている。輸出鈍化がデータで確認されると、地合が一段と悪化する。１２００セ
ントの節目で下げ止まるか否かが焦点になる。
（マーケットエッジ・小菅 努）

• １０日のＳＰＤＲゴールドの現物保有高は前日比１．４６トン増
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  05/11(土) 08:00
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• ＣＦＴＣ建玉明細報告（５月７日現在）＝シカゴ大豆
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• ＣＦＴＣ建玉明細報告（５月７日現在）＝シカゴ・コーン
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• ＣＦＴＣ建玉明細報告（５月７日現在）＝ＩＣＥ粗糖１１号
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