NY貴金属引け速報=金・銀が小反落、プラチナ系貴金属はリスクオンで反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 2  2017.3  -  0.5      プラチナ    24/ 4  921.3   +26.8
         24/ 4  2036.1  -  0.7              24/ 7  929.8   +26.3
    銀   24/ 3  2287.2  -  5.5      パラジウム   24/ 3  961.40  +18.50
        24/ 5  2309.5  -  5.3              24/ 6  967.90  +18.20
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 ニューヨーク金、銀は小反落。終値の前日比は金が0.7ドル安〜変わらず。中心限
月の4月限が0.7ドル安。銀が5.6〜4.2セント安、中心限月の3月限は5.5
セント安。
 金4月限は小反落。時間外取引では、昨年12月の米個人消費支出(PCE)の発表
を控え、もよう眺め気分が強いなか、ドルが小安く推移から買い優勢で推移。終盤は3
ドル超の上げ幅を維持し、小高く推移。日中取引では、米PCEが概ね事前予想の数字
となるなか、序盤、買い優勢となり、上げ幅を拡大した。買い一巡後は2050ドルが
抵抗線となり、上げ幅を削る動きとなり、マイナスサイドに軟化した。米10年債の利
回りがほぼ横バイ、ドルの上値が重いことから下値堅く推移した。
 銀3月限は時間外取引では小高く推移。日中取引に入り、2300セント台を維持で
きず、マイナスサイドに軟化。小幅安に軟化も2280セントが支持線となり、下値堅
く推移。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比は、プラチナが23.4〜26.8ドル
高、中心限月の4月限が26.8ドル高、パラジウムが18.30〜18.70ドル
高、中心限月の3月限は18.50ドル高。
 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、上海株、欧州株が堅調な動きとなったこ
と、金が小高く推移から買い優勢となり、10ドル超の上げ幅を維持した。日中取引で
は、米PCEが落ち着いた数字となり、リスクオンの動きが強まり、一段高となった。
金、銀の小幅安が圧迫要因ながら、米金利の落ち着きや、ニューヨークダウが下値堅く
推移したことから、前日の上げ幅を大幅に上回る上昇となった。
 パラジウム3月限は反発。時間外取引は売り優勢となり、終盤、5ドル程度の下落で
推移。日中取引はプラチナの一段高に支援され、地合いを引き締め、2ケタ高となっ
た。
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