プラチナ市況=プラチナは反発、NY高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,634    +32     9,636   +25  : 2,026.37    +4.58
銀          106.7    0.0     106.5   0.0  : 2,289.00     0.00
プラチナ     4,351    +79     4,331   +49  :   909.80   +17.40
パラジウム   4,500      0     4,500     0  :   953.38   +20.60
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.91   +0.16  ユーロ・ドル相場   1.0843  +0.0007
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は
買われた。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウ
ムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが49〜79円高、プラチナスポットが84
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万7484枚、プラチナミニが1265枚、プラチナス
ポットが6290枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは中国経済の不透明感が上値を抑える要因】
 プラチナ先限は夜間取引で4370円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=148円台前半で円安が一服した。
 プラチナは900ドル割れで買い戻されたことが支援要因になった。ただ香港の高等
法院(高裁)は、中国不動産開発大手、中国恒大集団の清算を命じた。長期的には中国
経済にプラスになるとみられているが、短期的な不透明感が出ている。他の開発業者に
連鎖するかどうかも焦点である。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の916.96ドルから、ドル高を
受けて軟調となったが、金堅調を受けて908ドル台で押し目を買われた。午後に入る
と、915ドル台で上値を抑えられると、戻りを売られて上げ一服となった。
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