29日の東京株式市場は自動車株や金融株などを中心に終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は終値で3万6000円台を回復した。 大引けの日経平均株価は前営業日比275円87銭高の3万6026円94銭と反発。プライム市場の売買高概算は13億7660万株、売買代金概算は3兆9033億円。値上がり銘柄数は1345、対して値下がり銘柄数は277、変わらずは36銘柄だった。 きょうの東京市場は朝方から買いの勢いが勝る地合いだった。前週末の欧州株市場が総じて高く、ドイツに続きフランスの主要株価指数も最高値を更新。米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落したものの、NYダウが連日の過去最高値更新と強調展開を続けたことから市場センチメントが改善した。東京市場では前週末に日経平均が先物主導で売り込まれ500円近い下落で取引を終えており、その反動から買い戻しが進んだ。外国為替市場で円安方向に振れたことも輸出セクターを中心に追い風となった。個別株を見ても値上がり銘柄数が1300を上回り全体の81%の銘柄が上昇する買い気の強い相場だったが、売買代金は7日ぶりに4兆円台を割り込んでいる。 個別では、トヨタ自動車<7203>が商いを伴い買われたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも物色人気。川崎汽船<9107>など海運株も堅調。ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>が上値指向、ディスコ<6146>も上昇した。三菱重工業<7011>が買いを集め、霞ヶ関キャピタル<3498>も大きく上値を追った。KLab<3656>がストップ高となり、カゴメ<2811>、CIJ<4826>なども出来高を急増させ値を飛ばした。 半面、売買代金で断トツのレーザーテック<6920>が値を下げ、ルネサスエレクトロニクス<6723>も下値を探った。信越化学工業<4063>、ソシオネクスト<6526>が冴えず、豊田自動織機<6201>も軟調。このほか楽天グループ<4755>の下げが目立った。JCRファーマ<4552>が大幅安となり、日立建機<6305>、SGホールディングス<9143>なども下落した。 出所:MINKABU PRESS
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