(NY時間09:38)(日本時間23:38) ファイザー<PFE> 27.79(+0.31 +1.12%) ファイザー<PFE>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益が予想外の黒字となった一方、売上高は予想を下回った。米政府から返却されたパキロビッドが予想よりも少なく、同薬の売上高はマイナス31億ドルに収まった。売上高のマイナスは、米政府から返却分として第4四半期に35億ドルの非現金収入の戻入によるもの。昨年末までに650万回分のパキロビッドが返却されたという。ただ、同社は事前に790万回分の返品を受け取るとの見通しを発表していた。 通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを維持した。同社は、コロナ薬で売上高を1000億ドル以上に伸ばしたが、現在は需要の過大評価で市場の厳しい目にさらされ、昨年は2度のガイダンスの下方修正を余儀なくされた。市場からは何らかの対応が求めされている。 ただ、今回は米政府からのパキロビッド返却が事前発表よりも少なかったことで、市場は落ち着いた反応を示している。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):0.10ドル(予想:-0.19ドル) ・売上高:142.5億ドル(予想:143.8億ドル) パキロビッド:-31.4億ドル(予想:-34.8億ドル) プレベナー・フランチャイズ:16.1億ドル(予想:20.1億ドル) イブランス:11.2億ドル(予想:12.4億ドル) エリキュース:16.1億ドル(予想:15.3億ドル) エンブレル:2.03億ドル(予想:2.07億ドル) ゼルヤンツ:4.93億ドル(予想:4.63億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):2.05~2.25ドルを維持(予想:2.27ドル) ・売上高:585~615億ドルを維持(予想:605億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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