(NY時間09:52)(日本時間23:52) UPS<UPS> 145.23(-12.79 -8.09%) 貨物輸送のUPS<UPS>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。貨物の取扱高および単価も予想を下回っている。ガイダンスも公表し、通期の売上高は予想を下回る見通しを示した。 同社は昨年夏の争議中の組合交渉で失った宅配事業を取り戻そうとしているが、8月1日に発効した5年間の労働協約の初年度の大幅賃上げを補うため、効率性を高め、医療品などの高収益配送にシフトすることに重点を置いている。 また、パンデミック後に人々が店舗でホリデー・ショッピングをする機会が増え、インフレが購買意欲を減退させたため、配送需要も低迷。さらに同社は、航空貨物が特に中国からの需要の低迷と、航空会社が国際線スケジュールを構築したことによる過剰キャパシティに直面したため、便数を減らしている。 トメCEOは「労働協約のコストのほぼ半分が初年度に発生するため、上半期は同社の利益にとって厳しいものになる」と述べている。つまり、1年前との比較は今年の8月1日以降に緩和され始めることを意味する。 同CEOはまた、コンファレンスで1万2000人の人員削減を発表。10億ドルをコストカットする。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):2.47ドル(予想:2.44ドル) ・売上高:249.2億ドル(予想:251.4億ドル) 米小包:169.2億ドル(予想:174.1億ドル) 国際小包:46.1億ドル(予想:46.6億ドル) サプライチェーン:34.0億ドル(予想:33.7億ドル) ・営業利益率:11.2%(予想:11.2%) ・貨物当たり売上高:13.11ドル(予想:13.28ドル) ・1日平均貨物取扱高:2587万件(予想:2618万件) ・総貨物取扱高:16.3億件(予想:16.5億件) (通期見通し) ・売上高:920~945億ドル(予想:956.6億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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