NYプラチナ市況=小反落、FOMC開始のなか買い玉整理が優勢もよう

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (24/ 4)   939.0      940.0       922.1       931.7    -  6.6
         (24/ 7)   945.6      946.4       930.7       939.7    -  6.1
 パラジウム  (24/ 3)   991.50     997.50      972.00      979.50   - 1.70
         (24/ 6)   994.00    1,004,00     983.00      985.80   - 1.70
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          19,678         27,879        76,212       (-  2,130)
 パラジウム          2,936          4,458        23,261       (+      4)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          38,467.31  + 133.86
     29日  147.45/47   1.0831/33   ・ナスダック         15,509.90  - 118.14
     30日  147.60/62   1.0844/46   ・10年米国債利回り      4.04  -   0.03
・NY原油  (24/ 3)   77.82 +1.04   ・SPDR保有金残高    854.89  -   1.16
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は小反落。
 プラチナ4月限は小反落。時間外取引では、修正安ムードとなり、5ドル超の下落で
推移。日中取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開始されるなか、投機家か
らの買い玉整理が優勢もようとなり、軟化し、922.1ドルまで下落。押し目買いが
根強く、下げ幅を縮小も戻し切れず、小幅安で引けた。5日間移動平均線(920.1
ドル)手前で下げ渋り、テクニカルからは下値の堅さを示した。
 パラジウム3月限は時間外取引では買い優勢となり、5ドル近い上げ幅を維持。日中
取引ではプラチナの軟化から上げ幅を失い、マイナスサイドに沈み、小安く引けた。
今日の材料
・30日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は大幅続落、52.83ポイント安の2830.53ポイント。
・欧州株は上昇。英FTは金融株が上昇。独DAXではエネルギー株が買われた。
・ラガルドECB総裁がCNNのインタビューに答え、「理事の全員が次の行動が利下げで
 あることには同意している」と述べた。
・1月のコンファレンスボード消費者信頼感指数
 結果 114.8 予想 112.0 前回 108.0(110.7から修正)
・30、31日の2日間の予定で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催。今回は金利据え
 置きが確実。31日のパウエル議長の会見に注目。
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=147.06ドルまで下落後、147.90円台まで反発。
 ニューヨーク時間の終盤は147.60円台で推移。ユーロドルは1ユーロ=1.0857ドルで
 頭打ちながら堅調に推移。
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