アジア株 上海株急落、製造業PMIが4カ月連続50割れ 春節前で活動前倒しにもかかわらず回復鈍く失望売り

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株急落、製造業PMIが4カ月連続50割れ 春節前で活動前倒しにもかかわらず回復鈍く失望売り

東京時間11:07現在
香港ハンセン指数   15529.26(-174.19 -1.11%)
中国上海総合指数  2789.64(-40.22 -1.46%)
台湾加権指数     17944.16(-90.47 -0.50%)
韓国総合株価指数  2492.10(-6.71 -0.27%)
豪ASX200指数    7621.50(+21.31 +0.28%)

アジア株はまちまち。

香港株は反発して始まるもすぐにマイナス圏に転落。上海株は急落、PMI発表直後はプラスに転じたが、すぐにマイナス転換。中国の景気先行きに対する不安が高まっている。

きょう発表された中国1月の製造業PMIは49.2と市場予想に届かなかった。前回から改善したとは言え、好不況の分かれ目である50を4カ月連続で割り込んでいる。非製造業PMIも50.7と前回から改善したものの、予想とほぼ一致。2月の旧正月休暇を前に活動が活発化、旧正月大型連休を前に作業が前倒しされたことが影響した。ただ、活動が活発化したにもかかわらず、若干しか回復していないことにマーケットは失望している。

中国当局は株価下支えなど様々な支援策を講じているが、投資家が戻ってくる気配はない。投資家の信頼を取り戻すには大規模な景気支援策が必要だが、中国首相は今年も大規模支援策は必要ないと明言している。また、不動産大手の恒大集団が清算を命じられたことで不動産業界全体への懸念が再燃。JPモルガンは顧客の多くが依然として中国市場を「投資不可能」と見ていると明かした。また11月の米大統領選を控え米国との関係悪化も不安視されている。報道によると、トランプ氏が大統領に返り咲いた場合、中国からの輸入品に60%の高関税を課すことを検討しているという。

香港市場では美団やJDドットコム、バイドゥ、アリババ、ネットイース、シャオミなどハイテク関連が総じて下落。医療品や消費者サービス、不動産も軒並み下落している。

上海市場では保利置業集団や中国企業、金地集団、北京首都開発、上海万業など不動産株がきょうも下落している。そのほか、医療品や素材、ハイテク関連も軒並み下落している。

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