金・銀市況=金は上昇、終盤に円安で上げ幅拡大し30円超の上げ幅維持

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,663    +38     9,671   +34  : 2,035.23    +1.32
銀          101.1   -7.9     109.0   0.0   : 2,305.00   -12.00
プラチナ     4,374    -16     4,364   - 7  :   922.47   - 2.03
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   978.64   - 2.01
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.80   +0.47  ユーロ・ドル相場   1.0818  -0.0006
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【市況】
 金は上昇。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現
物相場の頭重い足取りに上値を抑えられたが先限は正午前に19円高で推移。午後に入
り、上げ幅を拡大。いったん上げ幅縮小も終盤に再度、円のジリ安で上げ幅を拡大し、
30円超の上げ幅を維持して引けた。
 銀は期近2月限が7.9円安の暴落。その他の限月は商いが成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが23〜38円高、ゴールドスポットが19円高、銀
が7.9円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が3万5734枚、金ミニが4755枚、ゴールドスポットが
7418枚、銀が6枚。
【先限は5日移動平均線が支持線、パウエルFRB議長の会見の反応を見極要】
 JPX金はニューヨーク高を受けたドル建て現物相場の上昇から買い優勢。先限は
9700円の節目が抵抗線になり、高値を離れたが堅調に推移。短期線の5日間移動平
均線(9627円)が支持線となり、基調は強気。午後はジリ高となり、下値が切り上
がるチャートとなり、強気ムードが一段と強まった。
 ただし日本時間の1日の午前4時に発表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)の
結果、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見に対する反応の見極めが必要な
場面。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下値堅く推移。きのうの海外市場では、中東リスク、ドル
高一服感から買い優勢。アジア市場では、朝方にの2035ドル台で推移後、午前9時
前からドル安から買い優勢となり、2038ドル台まで上昇。10時前からドル安一服
となり、正午前にで2032ドル台に軟化。午後になり、2034ドルを挟んでもみあ
ったが、3時過ぎ2035ドル台にジリ高。
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