きょうのドル円はNY時間に入って売りが出ており、一時146円台前半に下落している。買い戻しの動きも見られていたものの、147円台で上値を抑えられている。前日はパウエルFRB議長がFOMC後の会見で、3月利下げ期待を明確に否定してきたことでドルの買い戻しが強まり、ドル円も買い戻しが出ていた。しかし、上値が次第に重くなってきている雰囲気もある中で、下値模索が続いている。 もともと市場の3月利下げ期待が行き過ぎだった面は否めないが、早期利下げ期待は根強く、短期金融市場では5月の利下げ開始を95%の確率で織り込んでいる状況。3月は37%程度に低下。 ただ、一部からは押し目買いの推奨も出ている。日銀による政策調整が行われたとしても、程度は恐らくマイナス金利をゼロへ戻す程度のもの。そこから0.25、0.50%と積極的に利上げを追い求めるムードではないという。昨年までの海外の利上げとは違う。 その場合、日米の金利差もそれなりに確保され、ドル円を下支えするという。明日発表される米雇用統計が強ければ、短期的に148-150円付近までの回復の可能性も十分に考えられるという。 なお、日本のインフレも鈍化の兆しを見せている中で、日銀のマイナス金利解除への期待だけで、本格的な円買いを入れるのは無理があるとも指摘していた。 日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 1日(木) 145.00 (9.3億ドル) 5日(月) 146.00 (14.0億ドル) 148.00 (13.5億ドル) USD/JPY 146.53 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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