−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 4) 901.6 910.7 897.2 903.5 + 1.9 (24/ 7) 910.0 919.3 906.8 912.3 + 1.8 パラジウム (24/ 3) 950.00 962.00 925.50 956.10 + 7.10 (24/ 6) 950.00 964.50 932.50 962.00 + 7.70 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 21,618 27,895 77,847 (+ 3,485) パラジウム 4,749 4,433 24,551 (+ 539) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,380.12 - 274.30 2日 148.30/32 1.0793/95 ・ナスダック 15,597.68 - 31.27 5日 148.63/65 1.0742/44 ・10年米国債利回り 4.16 + 0.14 ・NY原油 (24/ 3) 72.78 + 0.50 ・SPDR保有金残高 851.73 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は小反発。前日比は、プラチナが1.8〜2.1ドル 高、中心限月の4月限が1.9ドル高、パラジウムが7.10〜7.40ドル高、中心 限月の3月限は7.10ドル高。 プラチナ4月限は小反発。時間外取引では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議 長が早期利下げに慎重な見方を示したことを受けて売り優勢となった。欧州時間に入る と、買い戻し主導で上昇した。日中取引では、予想以上の米ISM非製造業総合指数を 受けて戻りを売られたのち、ドル高一服を受けて下げ一服となった。 パラジウム3月限は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になっ たが、日中取引で買い戻されてプラスサイドに転じた。 プラチナ4月限は時間外取引を897.2〜907.3ドルのレンジで推移し、前日 比2.0ドル高の903.6ドルとなった。4月限は変わらずで寄り付いたのち、パウ エル米連邦準備理事会(FRB)議長が早期利下げに慎重な見方を示したことを受けて 売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇した。 日中取引は、買い戻されて910.7ドルまで上昇した。その後は、予想以上の米I SM非製造業総合指数を受けて戻りを売られ、87.2ドルまで下落した。売り一巡後 は、ドル高一服を受けて下げ一服となり、907.0ドルまで戻した。 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になったが、900ドル割 れで買い戻され、下げ一服となった。中国証券監督管理委員会(証監会)は市場の異常 な変動を防ぐと表明した。また中国は国内機関投資家や一部のオフショア部門を対象 に、株式取引の制限を強化した。 パラジウム3月限は、時間外取引を926.00〜954.00ドルのレンジで推移 し、前日比22.00ドル安の927.00ドルとなった。3月限は高寄りしたのち、 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が早期利下げに慎重な見方を示したことを受 けて売り優勢となった。 日中取引は、925.50ドルまで下落したのち、買い戻されて下げ一服となった。 時間外取引の高値を突破すると、962.00ドルまで上昇した。 2日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比402オンス減の21万 1272オンス、パラジウムは変わらずの5万3262オンス。 今日の材料 ・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日放送されたCBSのインタビュー で、経済が堅調な中、当局者にはインフレ率が低下し続けるという確信を強めるための 時間があるとし、利下げ時期を巡る問題に「慎重」にアプローチできるという認識を示 した。 ・中国は国内機関投資家や一部のオフショア部門を対象に、株式取引の制限を強化し た。深刻化する株価下落に歯止めをかけるのが狙い。 ・1月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.9で、 昨年12月の47.6から上昇した。速報値と同じだった。サービス部門PMIは 48.4で、昨年12月の48.8から低下した。速報値から変わらなかった。 ・12月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前年同月比10.6%低下、市場予想 は10.5%低下。 ・シティグループのアナリストは、最近の銀行業界に対する懸念が「絶好の買い場」を 生み出しており、米銀行株を積極的に取得すべきとの見解を示した。 ・1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)確報値は52.0で、昨年12月の 52.3から低下した。非製造業PMIは52.5で、昨年12月の52.9から低下 した。 ・1月の米ISM非製造業総合指数は53.4と前月の50.5から上昇し、市場予想 の52.0も上回った。新規受注の増加と雇用の回復で押し上げられた。 ・米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)には利下 げに動く前に経済データを精査する時間があると指摘した。 ・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレ率が目標とする2%に向けて低下 する傾向が続く限り、連邦準備理事会(FRB)はこのところの予想を上回る経済成長 と雇用の伸びを過度に懸念する必要はないとの考えを示した。 ・英国のシャップス国防相は、米英軍によるイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対 する攻撃によって、フーシ派の戦闘能力に影響が出たものの、「紅海の混乱を狙う意欲 は完全に衰えていない」という認識を示した。 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエル軍がイスラム組織ハマスの戦闘員の半数 以上を死傷させたとし、「完全勝利」まで戦いを続けると言明した。 MINKABU PRESS
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