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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 442.75 445.00 439.50 442.75 0.00
2024/05 453.50 455.50 450.75 453.25 - 0.25
2024/07 462.00 464.25 460.00 462.00 - 0.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 277,578 271,781 1,624,792 (+ 6,972)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(2月1日までの週)
コーン:62万4295トン(前週改定値:92万6349トン)
小 麦:26万6269トン(前週改定値:28万3789トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(2月11日−2月15日)
コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並。
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コーンは小幅まちまち。終値の前営業日比は0.50セント安〜1.25セント高。
期近3月限は変わらずの442.75セント。
8日発表の米農務省(USDA)月例需給報告を控えて玉整理基調が強まり狭いレン
ジ内での高下にとどまった。1月30日に一代の安値を更新した後だけに下落に対する
抵抗を見せながらも需給緩和見通しが重石となったことで3月限は440セント台前半
での高下にとどまった。
3月限は442.75セントで取引を開始。アジアの時間帯は概ね440.50〜
442セントのレンジ内で高下。欧州の時間帯に値を落として一時は439.50セン
トの安値を付けたが、シカゴの時間帯には買戻す動きが広がり445セントの高値まで
浮上。高値を離れた後も441セント割れに抵抗を見せて買い戻され前営業日の終値と
同値で引けを迎えた。
米農務省(USDA)が発表した2月1日までの週のコーン週間輸出検証高は
62万4295トンで前週改定値の92万6349トンを下回った。今年度の累計は
1628万6804トンで前年同期の1205万5435トンを約30%上回ってい
る。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。
<ブラジル産地>
中部の多くの地域や南部の一部地域で散発的な降雨が発生。中部では今週を通して広
い範囲で降雨が発生するだろう。南部では週末まで降雨は発生しないが、週末には広い
範囲で降雨が発生する見込み。中部では平年並の降雨となり、多くの地域では平年並の
ペースでの生育もしくは農作業が進展する見込み。前週は降雨のない間に収穫作業や作
付が進行。
<アルゼンチン産地>
週末には西部地域でまとまった雨量を伴う降雨が発生。ただ、気温が38℃に達する
高温となるなかで多くの地域の土壌水分は乾燥気味となっている。今週前半には南部地
域で局地的な降雨が発生するだろう。低気圧の到来に伴い今週後半から週末にかけて多
くの地域でまとまった雨量を伴う降雨が発生するもよう。気温が38℃に達する高温乾
燥が2週間程度、続いた後だけに、作柄が改善するためにはまとまった雨量を伴う降雨
が必要となっている。
シカゴ小麦は下落。輸出の低迷が警戒されるなかで米利下げ観測後退とこれに伴うド
ル買いの動きが進んだことが重石となった。中心限月の3月限は前日比9.50セント
安の590.25セントで終えた。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
前週末はまとまった雨量を伴う降雨が発生。北西部および近隣産地ではまとまった降
雪が発生。この低気圧は7〜8日にかけて移動し広い範囲で降雨または降雪が発生する
が、その後、10〜11日にも南部に新たな低気圧し降雨または降雪が発生するだろ
う。一部では土壌水分の乾燥が続いているが、降雨が続くことで回復に向かう見通し。
今日の材料
・ブラジル産地中部の多くの地域や南部の一部地域で散発的な降雨が発生。
・ブラジル産地南部では週末まで降雨は発生しないが、週末には広い範囲で降雨が
発生する見込み。
・アルゼンチン産地は今週前半には南部地域で局地的な降雨が発生するもよう。高温
乾燥が続いた後で作柄改善にはまとまった雨が必要。
・米小麦産地では前週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生。今後も雨がちな天気が
続き乾燥状態は改善が見込まれる。
・2月1日までの週のコーン週間輸出検証高は62万4295トンで前週改定値の
92万6349トンを下回る。
MINKABU PRESS
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