(NY時間09:37)(日本時間23:37) アリスタ<ANET> 265.47(-15.41 -5.49%) クラウドネットワークのアリスタ・ネットワークス<ANET>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、第1四半期の売上高は予想を上回る見通しを示した。 ただ、株価はネガティブな反応を示している。AI関連の期待感が高まり、同社株は最高値を更新していたが、その期待には不十分な内容であった模様。 アナリストは「同社の業績見通しはAI需要への期待の高まりを考えると、失望的だったのかもしれない」と述べた上で、「ただ同社は、クラウドAIインフラ需要強化の主要な受益者であり続けるだろう。しかし、これは下期まで実現しない可能性があり、2025年になれば勢いが増す可能性が高い」とも付け加えた。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):2.08ドル(予想:1.71ドル) ・売上高:15.4億ドル(予想:15.4億ドル) ・粗利益率(調整後):65.4% ・営業利益率(調整後):48.3%(予想:42.9%) (1-3月・第1四半期) ・売上高:15.2~15.6億ドル(予想:15.2億ドル) ・粗利益率(調整後):約62% ・営業利益率(調整後):42.0%(予想:42.1%) 【企業概要】 米国内外のIT企業・金融機関・政府機関等のデータセンター等向けに、クラウドネットワーク製品の開発・販売を行う。ネットワークアプリケーションとイーサネットスイッチング装置で構成されるシステム等を取り扱う。製品の製造は委託製造業者が行う。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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