●短期見通し金、２０００ドル水準では値ごろ買いか＝マーケットエッジ

　１月消費者物価指数を受けて、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は当面の政策調整を
見送る可能性が一段と高まり、金相場はトレンドを打ち出しづらくなる。次の政策調整
は利下げとの見方が下値支えるが、３月に続いて５月も利下げ着手の可能性が後退して
いる。地政学リスクの高まりや需給の引き締まりが下値を支えるが、相場急伸を促すよ
うな環境ではない。２０００ドル水準では値ごろ買いが入りやすいが、緩やかな上昇地
合を打診する展開に留まる見通し。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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