石油輸出国機構(OPEC)月報が公表された。今報告では需要見通しの修正はな く、2024年H前年比で日量225万バレル増とされた。一方、1月のOPEC産油 量は日量2643.2万バレルであり、前月から35.0万バレル減少している。ただ し、最大の減産はリビアの16.2万バレル減であり、次いでクウェートの10.9万 バレル減、イラクの9.8万バレル減、アルジェリアの4.6万バレル減と続く。1月 からOPECプラスは自主減産の強化が行われているが、クウェートやアンゴラが自主 減産を履行している一方、イラクの減産量が少ない。リビアの生産トラブルによってO PEC全体の産油水準は切り下がったが、減産による需給バランスの安定化を目指す動 きについては、先行きを不安視させる結果になった。ただし、マーケットの関心は地政 学リスクに集中しており、OPEC月報の報告内容はほとんど材料視されなかった。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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