(NY時間10:25)(日本時間00:25) トール・ブラザーズ<TOL> 110.31(+6.76 +6.53%) 高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL>が上昇。前日引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。受注戸数も予想を上回っている。また、通期ガイダンスで、引き渡し戸数の見通しを上方修正したことも好感されている模様。11、12月は住宅ローン金利が低下したことが追い風となったようだ。 イヤリーCEOは声明で「第1四半期の業績を踏まえ、また春の販売シーズンが好調な滑り出しとなったことから、すべての主要指標において通期ガイダンスを上方修正した。また、今月初めには1億8070万ドルで土地を商業デベロッパーに売却し、第2四半期に約1億7500万ドルの税引き前土地売却益を計上する予定だ」と述べた。 (11-1月・第1四半期) ・1株利益(調整後):2.25ドル(予想:1.78ドル) ・売上高:19.5億ドル(予想:18.7億ドル) ・住宅粗利益率(調整後):28.9%(予想:27.9%) ・販売戸数:1927戸(予想:1863戸) ・新規受注戸数:2042戸(予想:1914戸) ・受注残:70.8億ドル(予想:69.1億ドル) ・販管比率:11.9%(予想:12.1%) (2-4月・第2四半期見通し) ・住宅粗利益率(調整後):27.6%(予想:27.6%) ・販管比率:9.7%(予想:9.9%) ・引き渡し戸数:2400~2500戸(予想:2494戸) (通期見通し) ・引き渡し戸数:1万~1万500戸(従来:9850~1万350戸) ・住宅粗利益率(調整後):28.0%(従来:27.9%)(予想:27.7%) ・販管比率:9.8%(従来:9.9%)(予想:9.8%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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