きょうの為替市場、ドル円はやや買いが見られており、150.75円付近に上昇している。しかし、150円台での狭い範囲での振幅は変化がない。手掛かり材料に乏しい中、今週のPECデフレータの数字を確認したい雰囲気もあるようだ。PECデフレータはFRBが参照しているインフレ指標。 今月発表されている米消費者物価指数(CPI)や米雇用統計といった1月分のデータに強めの内容が相次いでいることから、PCEデフレータも強めの数字になるのではとの警戒感もあり、ドル円の下値をサポートしている。一方、米国債利回りは前日付近で上げ一服感が出ており、ドル円も上値を積極的に追う雰囲気まではない。 FRBは、次の行動は利下げの可能性を強調している一方、早期の利下げには難色を示している。早くても下半期の可能性に言及しているFOMC委員もいる状況。そのような中で、先週の米10年債利回りは一時4.35%まで上昇していたが、いまのところ4.50%-5.00%のさらに上のゾーンには慎重なようだ。 この先、インフレが鎮静化せずに再利上げのシナリオが浮上してくれば別だが、いまのところ、その可能性はかなり低いと見ている投資家も多い。そのような中で、ドル円も手掛けづらくなっているのかもしれない。 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は150円に観測。 26日(月) 149.50(4.6億ドル) 150.00(3.9億ドル) 27日(火) 150.00 (11.8億ドル) 28日(水) 149.00 (11.5億ドル) 151.00 (17.9億ドル) USD/JPY 150.73 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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