プラチナ市況=プラチナは上昇、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,063   +167    10,065  +170  : 2,082.71   +36.38
銀          114.0    0.0     110.7   0.0  : 2,306.00   +32.00
プラチナ     4,263     -5     4,304   +16  :   885.58   +10.58
パラジウム   4,600   +100     4,600  +100  :   957.06    +8.92
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.27   -0.13  ユーロ・ドル相場   1.0844  +0.0031
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが上昇。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。午後に
入ると、円安が進んだが、ドル建て現物相場の上げ一服で上値は限られた。パラジウム
の商いは成立せず、帳入値で上昇した。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが5円安〜17円高、プラチナスポットが2
円安、パラジウムが100円高。
 推定出来高は、プラチナが1万3714枚、プラチナミニが1217枚、プラチナス
ポットが1万1468枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは中国の全人代も焦点】
 プラチナ先限は夜間取引で4313円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=149円台後半で円安が再開した。
 プラチナは米ISM製造業景気指数の低下や金急伸が支援要因になった。米ISM製
造業景気指数が予想外に低下し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が高まっ
た。ただ今週のパウエル米FRB議長の議会証言で利下げに慎重な姿勢が示されるとみ
られており、週明けは米国債の利回り上昇が上値を抑える要因になった。一方、中国で
5日から全国人民代表大会(全人代)が開かれる。景気刺激策を発表する見込みだが、
大胆な改革は期待薄とみられている。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の886.30ドルから、買い戻さ
れたが、889ドル台で戻りを売られた。
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