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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/04 80.14 80.41 78.56 78.74 - 1.23
2024/05 79.24 79.53 77.93 78.17 - 0.92
2024/06 78.42 78.75 77.31 77.61 - 0.72
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
554,851 892,967 1,634,686 ( + 19,779)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2024/04 264.72 - 5.70
2024/05 259.72 - 4.38
改質ガソリン 2024/04 258.57 - 2.87
2024/05 257.69 - 2.78
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.23〜0.92ドル安。その他の限月は0.72ドル安〜0.89ドル高。
先週末にかけて上値を試した反動で利益確定の売りが優勢となった。1バレル=
80ドル付近が抵抗となっている。米インフレ率の正常化の遅れが警戒されていること
や、米利下げ開始時期の不透明感が重し。ただ、北半球が需要が高まる時期を迎えつつ
あることや、イスラエルと武装組織ハマスの停戦協議が難航していることは下支え要
因。
エジプトのカイロに場所を移した停戦協議では、武装組織ハマスが一部の人質を解放
する代わりに6週間休戦することが目標となっているもよう。3月10日のラマダン開
始までに合意できるよう各国が取り組んでいる。ただ、ハマスが要求する恒久的な停戦
は協議の対象となっていない。
石油輸出国機構(OPEC)プラスが日量220万バレル規模の自主減産を4−6月
期も継続すると発表したことや、ロシアの追加減産発表は支援要因。ただ、OPECプ
ラスの自主減産延長は想定の範囲内だったほか、ロシアの追加減産はウクライナによる
石油関連施設への攻撃が背景にあり、相場をあまり刺激しなかった。
時間外取引で4月限は軟化したものの、通常取引開始を控えて下げ幅を消した。た
だ、通常取引が始まると再び売りが強まり、78.56ドルまで下落。
改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。原油安に連動した。
今日の材料
・EUが戦時経済モードへ移行できるよう兵器産業を強化する方法を欧州委員会が提案
へ=ロイター
・米外交官がエルサレムで死亡、死因は不明=NBC
・2024年のBRICS加盟申請は25カ国
・先月ドイツがクリミア大橋攻撃を計画した問題でロシアが説明を要求も、ドイツは返
答せず=RT
・ドイツの非ナチ化は不十分=ラブロフ露外相
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