弱気派として知られる著名投資家のグランサム氏がきょう、米株式市場について弱気な長期見通しを公表した。同氏は「米株式市場の長期的な見通しは、歴史上のほとんどの時期に劣っているように見える」と述べている。 グランサム氏は広く支持されている投資家で、バブルを見極めた実績を持つ市場の歴史家でもある。彼は2000年のITバブル崩壊と2008年の弱気相場を予見し、2022年の弱気相場も的確に言い当てた。 ベテラン投資家は、バリュエーションの指標であるCAPEレシオ(景気循環調整後の株価収益率)と過去最高水準の企業利益の言及。「利益とマルチプルが同時に記録的な水準にある場合、それはまさに“二重カウント”であり、“二重のリスク”であることを忘れないでほしい」と述べている。 グランサム氏は、AIが世界を変えるテクノロジーになる可能性があるとしても、長期的な可能性を期待してこれらの銘柄がすぐに上昇することは正当化されない可能性があるという。 インターネットから電話、鉄道、運河に至るまで、このような技術革新はすべて、投資家が超長期的な可能性の大半を現在の市場価格に即座に織り込んでしまうため、初期の大規模な誇大宣伝とバブルを伴ってきたと指摘。AIのような技術革新の完全な効果は、最初のバブルが崩壊するまで現れないことが多いという。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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