プラチナ市況=プラチナは反落、先限は現物相場の反発から下げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,240    -80    10,244   -73  : 2,159.54   -16.75
銀          114.0    0.0     117.0   0.0  : 2,416.00   -26.00
プラチナ     4,377    -21     4,375   -20  :   924.60   - 8.68
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,040.72   +13.69
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.52   +0.03  ユーロ・ドル相場   1.0928  -0.0008
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円小幅高を受けて軟調となり、先限は正午前に34
円安で推移。午後に入り、ドル建て現物相場の反発から下げ幅を縮小した。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが41〜18円安、プラチナスポットが34
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万0771枚、プラチナミニが737枚、プラチナスポ
ットが4775枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限の押し目買いは伸び悩み気味】
 プラチナは限月により下げ幅が異なった。先限は夜間取引で4332円まで下落。前
日の安値4329円を試す前に下値を切り上げ、いったん4376円まで戻した。しか
し夜間取引の引け前に下げ幅を拡大し、日中取引も軟調な展開を強いられた。
 昨日、25年2月限が一代高値を更新し、買い方に有利な値位置になったが、早くも
反落。昨日は出来高を伴った上昇となったが、取組高は大幅減。買い戻し主導の上昇場
面だった。今日は押し目形成場面だが、出来高は伸び悩み気味。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小反発。午前8時前に924ドル台をつけた後、
919.50ドルまで軟化。920ドル割れはすかさず買い拾われ、反発に転じた。午
後になり、一時926ドル台まで上昇。
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