●論点解説金、FOMC待ちの地合に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金相場は持高調整が中心の展開になっている。19〜20日に米連邦公開市場委員会
(FOMC)の開催を控え、積極的な売買が見送られている。今会合での政策調整は想
定されていないが、1月に続いて2月のインフレ指標も強めだったことで、当局者がど
のような反応を見せるのかが注目されている。特に今会合では昨年12月以来となる当
局者の経済見通しが示される。昨年12月時点では、2024年に3回、25年に4回
の利下げが想定されていたが、その修正の有無が注目されている。事前に思惑から売買
を仕掛けるよりも、結果待ちのムードが支配的になっている。金上場投資信託(ET
F)への資金流入再開の兆候はポジティブ、米金利上昇が続いていることはネガティ
ブ。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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