NY貴金属引け速報=金は小反落、FOMCの結果公表を控えて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 4  2159.7  -  4.6       プラチナ    24/ 4   901.1  - 20.1
         24/ 6  2181.2  -  4.7               24/ 7   910.4  - 19.5
    銀   24/ 5  2513.5  -  13.0      パラジウム   24/ 6  999.40  - 41.90
        24/ 7  2537.5  -  13.1              24/ 9  1008.50  - 41.30
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 ニューヨーク金は小反落、銀は小幅続落。終値の前日比は金は4.9〜4.4ドル
安、中心限月の4月限が4.6ドル安、銀が13.8〜12.1セント安、中心限月の
5月限は13.0セント安。
 金4月限は小反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を20日に控えて
調整売りに押されたが、動意は限定的だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は今年
の利下げ開始を示唆しており、今回のFOMCから利下げ開始時期や利下げ回数などに
ついて織り込み作業が本格化する可能性がある一方、インフレ率の正常化が遅れている
ことによる不透明感もあって、模様眺めムードが強い。
 銀5月限は小幅続落。FOMCの結果公表を控えて、今月の戻り歩調は一服してい
る。
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムは続落。前日比は、プラチナ
が20.1〜17.2ドル安、中心限月の4月限が20.1ドル安、パラジウムが
41.90〜41.30ドル安、中心限月の6月限は41.90ドル安。
 プラチナ4月限は続落。ドルインデックスが先週からの戻り歩調を継続したことが重
し。FOMCの焦点は利下げ開始時期や年内の利下げ回数だが、米インフレ率の正常化
は遅れ気味であり、ハト派的な期待感は膨らんでいない。
 パラジウム6月限は続落。ドル高が重しとなった。
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