ＮＹ原油市況＝小幅続落、景気懸念やガソリン相場の上げ一服が重し

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ニューヨーク原油（ＮＹＭＥＸ）
              始　値    　高　値　　　安　値　　　帳入値　　　前日比
  2024/05     81.49       81.92       80.30       81.07        - 0.20
  2024/06     81.00       81.38       79.91       80.64        - 0.14
  2024/07     80.40       80.74       79.39       80.09        - 0.09
　　推定出来高      　　前日出来高　　　　　　前日取組高　（前々日比）
    413,325              833,155             1,722,535    ( + 8,819)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 帳入値　　前日比
      ヒーティングオイル    2024/04     266.88    - 2.69
                            2024/05     265.16    - 2.38
         改質ガソリン       2024/04     272.71    - 0.61
                            2024/05     271.22    - 0.71
注：４本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
　　ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
　　値および安値と市況内の相場表の４本値は異なります。
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　ニューヨーク原油の期近は小幅続落。終値の前営業日比（速報値）は期近２限月が
０．２０〜０．１４ドル安。その他の限月は０．１０ドル安〜０．０６ドル高。
　世界的な景気懸念が相場を圧迫した。今週、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）に続
き、英中銀も利下げ開始を見送っており、高水準の政策金利が長引くことによる景気悪
化や需要下振れが警戒された。３月のユーロ圏総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ）・速
報値は４９．９まで上昇したものの、１０ヶ月連続で景気判断の分岐点である５０を下
回って推移している。
　最近の相場上昇を先導してきた改質ガソリンが、昨年８月以来の高値圏に到達した後
に上値が重くなっていることも原油の圧迫要因。季節体な要因もあって米国のガソリン
需要は上向いており、ガソリン在庫の取り崩しが続いているものの、利益確定の売りが
上値を抑えている。
　時間外取引で５月限は８１．９２ドルまで堅調に推移したものの、通常取引開始を控
えて失速するとマイナス転換した。通常取引前半には８０．３０ドルまで下げ幅を拡
大。ただ、引けにかけては安値から切り返した。
　改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油安に連動した。
今日の材料
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侵攻しハマスを打倒へ＝イスラエル高官
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