●論点解説穀物、米国の作付けシーズン待ち=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 穀物相場は持高調整が中心の展開になっている。ファンドのショートカバーのニーズ
が強いものの、高値では在庫売却ニーズも強く、一方的な相場展開にはなりづらい。マ
ーケットの関心は徐々に28日の作付意向面積、その後の作付け環境にシフトしている
が、天候相場目線での積極的な売買は求められていない。ここ数日はアルゼンチンで豪
雨が報告されているが、すでに南米の天候リスクを織り込む時間も終わっている。持高
調整を消化しつつ、米国の作付けシーズンを待つ環境になっている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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