[本日の見通し]ゴム=修正安継続、8月限は320円前後の攻防に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、最近の修正安の動きを引き継ぎ、売りがやや先行する展開
となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間の大幅安を受けて、売りが先行した。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが先行するとみる。活発限月の8月限は、18
日に364.0円まで急騰し一代高値を更新したが、その後は修正安場面となり、今日
はすでに323.8円まで下落する場面があった。高値からすでに40.2円も下落と
なっている。現状、320円前後が支持となっているが、この水準をしっかり割り込む
と、今回の急騰場面のスタートとなった300円を目指す下げとなりそうだ。
 3月中旬からのJPXゴムRSS3号の急騰は、JPXゴムRSS3号の上昇と産地
高にスパイラル的な上昇だった。だが、現状は、JPXゴムRSS3号は修正安とな
り、タイオファーは、19日を高値とし、その後は下落を続けている。産地相場は、ウ
ィンタリング(落葉期=減産期)の織り込みもほぼ終了し、目先、売りが圧力が強まり
そうだ。JPXゴムRSS3号とスパイラル的な下落となれば、300円割れの可能性
もありそうだ。

 午前9時22分時点の円相場は1ドル=151.33円付近で推移している。

 午前9時22分時点のゴムRSS3号活発限月の8月限は同3.0円安の324.8
円。今日の日中、予想される8月限のレンジは315.0〜330.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号8月限の予想レンジは300.0〜350.0円。
テクニカルからの下値支持線は320.0円(節目)、上値抵抗線は330.0(節
目)。

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