●短期見通し穀物、一段高の有無は米作付け環境次第に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、400セント水準で下げ一服となり、自律反発局面に移行してい
る。需給緩和評価に大きな変化は見られないが、ファンドのショートカバー(買い戻
し)が優勢になっている。28日に米農務省(USDA)の作付意向面積が発表される
ため、ここから天候相場型の上昇圧力がみられるのかが次の焦点になる。自律反発では
450セント水準が戻り高値であり、4月に天候プレミアム加算の動きの有無を打診す
る天候相場に移行する。現状では特別に厳しい気象環境にはないが、ブレ幅が大きくな
りやすい。
 大豆は、穀物市場全体で持高調整の動きがみられ、大豆も修正高の局面に移行してい
る。ただし、1,200セント台では農家の強力な売り圧力も確認されているため、膠
着感が強まり始めている。南米産の供給圧力の強さ、米国産の輸出低迷には変化がみら
れない。自律反発を上昇相場に発展させるのは難しい。次は、28日の作付意向面積を
受けて、米国の作付けリスクを織り込む動きの有無が次の焦点になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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