アジア株 上海株は下落、人民元安を懸念 豪州株は上げ幅やや拡大、豪中銀がタカ派姿勢和らげることを期待 東京時間11:23現在 香港ハンセン指数 16550.72(-67.60 -0.41%) 中国上海総合指数 3015.97(-15.51 -0.51%) 台湾加権指数 20152.50(+26.01 +0.13%) 韓国総合株価指数 2750.07(-7.02 -0.25%) 豪ASX200指数 7798.20(+17.97 +0.26%) アジア株はまちまち。 香港株は反落、週末が近づくにつれ調整の売りが広がっている。香港市場は金曜日はグッドフライデーで休場、月曜日もイースターマンデーで休場となるため、週末から4連休となる。金曜日は米PCE価格指数やパウエルFRB議長の講演があるため、すでに様子見ムードが広がっている。バイドゥやJDドットコム、アリババ、美団などハイテク関連が総じて下落。医療品や消費者サービス、保険、不動産、エネルギー関連の一角も下落している。 上海株は下落、人民元が下落していることが懸念されている。人民銀行はきょう、元の中心レートを市場予想を大きく上回る元高方向にしたものの、前日と比べやや元安に設定した。 豪州株はCPIを受け上げ幅をやや拡大。2月の消費者物価指数が予想を下回ったことで、豪中銀がタカ派姿勢を和らげるとの期待が広まっている。2月は衣類・履物の伸びが加速したほか、米歌手テイラースウィフト公演でシドニーとメルボルンの宿泊費が上昇した。ただ全体として旅行需要が減退。食料・飲料は前回から伸びが大きく鈍化。酒類・タバコ、住居、通信の伸びも鈍化した。シドニーとメルボルン以外のほかの地域では宿泊費や航空運賃が下落した。
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